教室には待合スペースがあります。
レッスンに着いてきてくれた弟妹ちゃんが、お兄ちゃん・お姉ちゃんのレッスン中、少しでも退屈せずに待ってもらったり、兄弟でレッスンに通う生徒がレッスン終えたあと、のんびり過ごしたり、宿題したり。
でも、ここ最近、数回続いています。
遊んだ後、おもちゃをお片づけをしないで放置したまま帰られてること。
ここは、商業施設のフリースペースではありません。
学びの場です。
自分が使ったものは、きちんと自分で片付ける。
生徒たちにも、教室の本を使ったら自分で本棚に戻すことをさせています。
小さなお子さんなら、保護者の方が手伝いながら、『お片づけする』ということを、ぜひ学ばせてください。
レッスン中に、この状況を確認したのですが、全てのレッスンを終えて、おもちゃを片付けようかと思ったときには、きれいに整頓されていました。
誰が片付けてくれたと思いますか?
もちろん、わたしではありません。
おもちゃで遊んで、片付けずに放ったらかしにして帰ったあとに来られた保護者の方が、片付けてくれたんです。
それって、おかしくないですか?
この状況は、昨日だけではありません。
前回も同じことがありました。
そして、同じく、遊んだ子ではない保護者の方がきれいにお片づけしてくれました。
遊んではいけません!と言ってるわけではありません。
みんなのものを使ったら、きちんとお片づけする。
当たり前ですよね。
この時はお片づけするけど、ここはいい。とか、時間がないから仕方ない。とか…そんなのはオトナの理由、いや言い訳です。
ここは、お家ではありません。
お家のように、伸びやかな心でいて欲しいとは思いますが、お家のようにやりたい放題ではいけません。
みんなが使うスペースです。
自分が使ったらお片づけする。
ごく、ごく、当たり前のことです。
小さなうちから、身につけていけるように。
そんな思いで、ブログに書きました。
全く関係ないのに、お片づけしてくださった保護者の方々…ありがとうございます。そして、代表して言います。ごめんなさい。
みんなが気持ちよくレッスンを受けられるように。
そしてレッスンだけでなく、人としての基本的なことも学んでいけるように。
これまで通り、ダメなものはダメと言い続けます。
北九州市八幡西区萩原「とよなが音楽教室」
講師 豊永 美香