調合♯さんと♭さんは…同居しません!

おはようございます。

北九州市八幡西区青山の
♫とよなが音楽教室♫です。

最近すっかり寒くなってきましたね。
一気に冬へと加速したみたいですっ(>人<;)

さて、今週のレッスンでのことです。

スケールやカデンツのときには調合通り引っかからずに弾けるんだけど
いざ、曲になったりすると♯も♭も付け放題になる
気前のいい生徒ちゃん(ーー;)

そんなわざわざ弾きにくい無調にせんでもええがなぁ。と思いながらも

なんでかなぁ?と、頭の中をグルグルしてました(; ̄ェ ̄)

そこで…もう一度はじめから確認しよう!と思い
ハ長調の音階からスタート。
主音はド(ハ)。
音階は全音・半音から成り立っていること。
全 全 半 全 全 全 半って間なんだよ。
この並びじゃないと長調には聴こえないよ。

じゃあ、ひとつ上のレ(ニ)から始まる調は?
ニ長調!
じゃあ、の音から
全 全 半 全 全 全 半
の間隔になるように
確かめながら弾いてみよう!

ってことで弾かせてみました。
ニ長調はファに♯がつきます。

何故♯がつくのか?

♯がつかないとミとファの間は半音のままだからです。

ミから数えて全音分の間にするには、広げてあげないといけません。→♯系。

同じくドにも♯がつきます。

広げる〜♯がつく!

また広すぎる部分は♭で狭くしてあげないといけません。→が♭系ね。

こんなことを♯系、♭系でひとつづつ確認していくと…

あー!!やけやん!!
全 全 半 全 全 全 半にするためかぁ(*^^*)

と、謎は全て解けました!といわんばかりに、ニッコリ笑顔になった生徒ちゃん。

もちろん、すぐに♯と♭が別居とはいきませんでしたが、
レッスンしていても、自分で

あっ!!違う!違う!

と気付いていくことが出来ました(≧∇≦)

やったね〜!!( ̄▽ ̄)
きっと、これからは調合というものが、今までとは
ちょっと違ってみれるようになっていくのではないかな?と思います(*^^*)

この日のレッスンは、ものすごくおっきなおっきな収穫になったんちゃうかなぁ?\(^o^)/

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北九州市八幡西区萩原「とよなが音楽教室」
講師 豊永 美香