長年、テレビ&映画制作に携わっていた叔父が昨日の夕方亡くなったと連絡があり、昨夜駆けつけました。
わたしの母の妹の旦那さん。
2人が結婚したときは、わたしは中学生でした。
当時、叔父は東京でテレビ制作にも携わっており『不良少女とよばれて』の番組制作や、その他の映画製作にも多く携わっていました。
叔父のおかげで、いとうまい子さんのサインもいただきました。
結婚式の時には、僭越ながら、わたしも関連主題歌を演奏させてもらいました。
東京と九州とで、あまり顔を合わせることがなかったけれど、たまにの帰省と。
東京から福岡に戻ってきて、少し顔を見る機会が増えたかな。
東京にいた頃も。
こちらに帰ってからも。
本当に、いつも穏やかな表情の叔父でした。
好きな録音業界から、少し離れた距離にいたこともあるようですが、地元に帰ってきてからも、仕事をしながら様々な制作に関わっていました。
やっぱり、録音や制作の仕事が好きだったんだろうな。と思います。
その最後の作品が「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」
亡くなった翌日から上映される「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」を客席で見ることもなく、旅立ってしまいました。
好きなことを仕事にする大変さは、よくわかります。
それでも、好きだからこそ!
という想いは、まだまだ経験値不足、勉強不足のわたしにも、わかるような気がします。
好きなことを仕事として出来る喜び。
わたしよりも、もっと多くの人に、それを届けてきた叔父の生き方。
本当に、お疲れ様でした。
63歳と、まだまだ若すぎる人生ですが、それだけ濃度は濃ゆかったと思います。
雅彦兄ちゃん、みっちゃんと、しょうちゃんのこと、天国から見守っていてね。
しょうちゃんの挨拶、本当に素晴らしかったね。
きっと、叔父にも届いたことと思います。
北九州市八幡西区萩原「とよなが音楽教室」
講師 豊永 美香