子供のちから。

子供ってのは、あなどれません。
子供だからと(まあ、これだけ出来たらいいかなぁ)って思ってるのは、案外、大人だけだったりします。

身体的能力とか、知的能力とかは、抜きにして。
だって、年齢が幼ければ幼いほど不利ですからね。

そんなことじゃなく…

自分で出来ることは自分で。

とか、

いつになっても変わらない人としての基盤とか。

3月からレッスンに来てくれているKちゃん。
卒園して、今は小学校一年生です。

Kちゃんは、レッスン開始の3月、はじめてお月謝袋に大金!!を入れてレッスン前にわたしに差し出してくれました。

自分の方に向いてたけどねっ(^.^)

(ちなみに、お月謝は相場並みです。
でも、家族の方が一生懸命に働いてくださったお金です。その、お金は、とっても大切なお金です。
だから、大切だから、大金なのです)

でも、そんな大金を、幼い子は今時、手渡しなんかしませんよね。

ってより、したことないです。
実際、銀行引き落としばっかりですもんね。

だから、はじめてのことで渡しかたがわからなかったんです。

だからこそ!やったぁ!と思いました(*^^*)

Kちゃんに、人にものを差し出すときはね、こうして、相手の人に向けて『よろしくお願いします。』って、両手で差し出すんだよ〜って。

そしてね、これは、お月謝袋だけじゃなくて、これから、いろんな人に何度となく こうして差し出すときがくるから。

そのときも、こうして差し出すといいんだよって、話をしました。

4月は、わたしのことばがけと同時進行でしたが、
今月5月は、お母様もわたしも見守るなか、1人で きちんとレッスンバッグから荷物を出し、

わたしの方へ向けて、両手で
『よろしくお願いします。』と、言いながら 差し出してくれました*\(^o^)/*

すごーい!!
Kちゃん!!

2回の経験で、バッチリでした☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

うちの教室では、とくにどうのこうのというくくりは、ありません。

むしろ、案外ゆるいのかも?と思ったりすることもありますが。

それは、うちの教室のみのことであって。

だけど、これから先、レッスンだけでなく、生きてく上で、必要なスキルは
教育に携わるものとして、きちんと正しく教えたいと思っています。

きっと、Kちゃんは これから度々遭遇する、このやりとりに関しては、
バッチリやってくれると思います^o^

北九州市八幡西区萩原「とよなが音楽教室」
講師 豊永 美香